2023年度参加メンバー:4名
本研究は、岡崎市社会文化部生涯学習課との官学連携事業であり、「岡崎市図書館交流プラザ りぶら」の内装デザインを企画している。
この度、参加学生4名(加藤美桜莉さん・杉本絢音さん・三浦愛奈さん・山内瑞稀さん)の企画・デザインによる制作物が完成し、2023年12月14日(木)から25日(月)まで図書館交流プラザりぶらにて、クリスマス装飾を実施した。
「360度仕掛け絵本 -ぐるぐる見て周る、入って遊ぶ、撮って楽しむ絵本-」と名付けたこの企画は、 絵本の「くるみ割り人形」の世界観を再現している。
中央にクリスマスツリーを配し、360度4分割にて絵本の「くるみ割り人形」の主要なシーンを再現。各シーンには登場人物のパネルとともにあらすじボードがあり、ストーリーの大筋を知ることができる。(パネルのイラストはゼミ生の加藤美桜莉さんが担当した。)
さらに靴を脱いで絵本の世界に入ることができ、くるみ割り人形たちと好きなポーズをとって、記念撮影が可能。SNSにアップすることで、ローソン岡崎りぶら店で、からあげクン50円引きのキャンペーンも実施した。
同時に絵本コーナーも併設し、様々な「くるみ割り人形」の書籍を自由に閲覧することができるようにした。
期間中は子ども達が絵本の中で撮影用小物 (剣やペロペロキャンディなど)を持ってポーズを取るなどして遊び、保護者の方が撮影する様子などが見受けられた。アンケートも実施し、来場の方々から概ね高評価を得ることができた。
チラシ:
→岡崎市Webサイト
本取り組みについて、メディアでご紹介いただけることとなった。
【2023年12月14日 中日新聞 朝刊 掲載】
村上研究室では「360度仕掛け絵本 -ぐるぐる見て周る、入って遊ぶ、撮って楽しむ絵本-」を新しいメディアと定義し、展開する絵本の種類や構成を変えるなどして、今後も研究を行なっていく。
参考URL:
岡崎市報道発表資料:
(図書館交流プラザりぶらで学生によるクリスマス装飾を実施します)
→岡崎市Webサイト
written by Takuya Murakami
>>予告:360度仕掛け絵本「ヘンゼルとグレーテル」(2024年度)